2008年2月5日火曜日

劇団四季「ウィキッド」を観て♪


先日待ちに待った劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を汐留の電通四季劇場で観てきました♪
前評判がとても良かったので、ワクワクしてました^^

席について、まず舞台を見るとドラゴンが鎮座する舞台、迫力ありそうなのが伝わってきました!
舞台の感じもパンフレットも緑で今風でオシャレです♪

今回のミュージカルは「オズの魔法使い」の別バージョンで悪い魔女の視点で書いているグレゴリー・マグワイアの「オズの魔女記」を元にしたミュージカルです。
簡単に言うとドロシーが倒した悪い魔女が主人公のお話で、悪い魔女が実は悪い魔女になるに至った経緯や
本当は悪い魔女じゃなかったよ〜というストーリです。

悪い魔女エルファバは元々緑色の肌で生まれてきた為イジメに合ってました。しかし、とても頭が良く心優しい女の子で魔法を使う素質があった為、彼女は魔女になる訓練を受けました。
彼女がどうして悪い魔女としてエメラルド王国の魔法使いオズと闘わねばならなかったか、それはとても悲しく、最期の最期ではもっと悲しい結末が待ってます。(しかし、最期はハッピーエンドですが(笑))。

エルファバの女性として芯の通った行動は女性の強さを感じ、とても好感が持てました。
対比する「いい魔女」「悪い魔女」、どちらも人間の汚さや美しさが如実に表現されていて、とても面白かったです。

「オズの魔法使い」は小さい頃に読んでいた本だったので、懐かしかったです!
色々なシーンで「オズの魔法使い」のドロシーや脳みその無いかかし、心のないブリキ、勇気のないライオンが出てきたり、エメラルド王国(全部が緑の魔法の国)の場面では自分が想像していたエメラルドの人々が楽しく踊っていて、それを観てるだけでもワクワクします♪

衣装もすごく凝ってました!
演出といい、衣装といい、話といい、最近観たミュージカルの中では最高でした☆

少しだけ「オペラ座の怪人」のように物悲しさ(主人公が周りの人から煙たがられる存在。しかし心がピュアで実はとても人間味溢れる主人公)があるストーリーなので、それが観客のハートを掴むのではないかと思いました♪

また行きたいです^o^


劇団四季「ウィキッド」↓
http://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/index.html