2010年12月24日金曜日

ケラリーノ・サンドロビッチ 舞台「黴菌」を観て♪

先日ケラリーノ・サンドロビッチの舞台「黴菌」を
渋谷のシアターコクーンに観てきました♪

実はこの舞台をなぜ観たかと言うと。
左の絵のチラシ、とっても素敵だったんです!
中には出演者の方の写真なのですが、それもまた不思議な感じで。

舞台を観に行くと沢山のチラシをもらうのですが、
このチラシの完成度の高さは素晴らしかったです。

また、ケラリーノ・サンドロビッチさんの舞台を観てみたいという気持ち、北村一輝さんを生で観たい(舞台映えする顔の濃さ&声のハリ、一度は生で演技を観てみたい俳優さんの一人です。)、
又NHKドラマのセカンドバージンの鈴木行役を演じていた
長谷川博己さんも出ているではありませんか。
これは観に行きたい要素の三拍子が揃ってしまいました(笑顔)

初めてケラさんの舞台を見たのですが、初心者の為
あまり難しいことは考えずに素直に観ました♪

北村一輝さんの役は北村さんの為にあるような適役でした。
黴菌について語られることは少ないのですが、黴菌をとりまく富豪の
人達のドラマという感じで、ちょっと怖さもあり、笑いもあり
不思議もありのストーリーでした。

左はパンフレットの表紙です。
ちょっと怖い感じで表紙はボコボコしてるんですが。

実はパンフレットの仕上がりもすごく素敵でした〜。
この舞台のグラフィックデザインや写真&イラストがとても素敵です。
私的には久しぶりに舞台のパンフレットやチラシで素敵だなと
感じました♪




2010年12月1日水曜日

宝塚・星組「愛と青春の旅立ち」を観て♪

先日、宝塚星組の「愛と青春の旅立ち」を東京宝塚劇場で観てきました♪

実は映画の「愛と青春の旅立ち」大好きなんです(笑顔)
青春時代の頑張りや友情、恋愛、悲しみ、出会いと別れ、
全てがつまった、本当に良い話ですよね。

宝塚の舞台もとっても素敵でした〜♪
こんなお話だったと舞台を観ながら映画を思い出したりしました。


コミカルな部分の表現も面白いですし、最後は暖かい気分にもなりますし、華やかな宝塚の舞台の演出がストーリーを崩さずとても良かったです。



2010年11月16日火曜日

大森ヒロシプロデュース公演 『あまから』を観て♪

先日東京ヴォードビルショーの大森ヒロシさんプロデュース
舞台「あまから」を友人Tさん(ありがとうございます♪)に
お誘いを受けて、観に行ってきました♪

劇場は中野ザ・ポケット、久しぶりです。
住宅地にあるので、いつも迷ってしまいます。

面白かったです!
さすが山口良一さん。笑ってしまいますね(笑)。


分かり易い話、テンポの良い展開、面白い台詞、
個性的な人物設定、そして感動を誘う人情話。
ひとしきり笑った後にほろりと最後は泣いてしまいました。
いい話でした、そして出ている人達の演技も素晴らしかったです。

びっくりしたのは元モー娘。の保田圭さんが出ていたこと。
演技上手かったです。TVよりもとても可愛く、
舞台を観てファンになった方も多いのでは無いでしょうか♪






2010年11月11日木曜日

ミュージカル「ファントム」♪



赤坂actシアターに大沢たかおさん主演のミュージカル「ファントム」を観てきました。

パンフレットかっこいいデスよね。
本みたいなんですよ。

今回の「ファントム」は観た後に、私の知っている「オペラ座の怪人」と話の展開も結末も違っていて、何でだろう・・・とびっくりしていたのですが。

戻ってきてパンフレットを読んで、分かりました。

今回の脚本はアーサー・コピット&モーリー・イェストン版でした。
宝塚のファントムもこの脚本です。
私が観たブロードウェーミュージカルと劇団四季の「オペラ座の怪人」は
アンドリュー・ロイド・ウェバー版でした

すっきりしました(笑)
同じ物語の舞台でも脚本や作曲が違うと、全く違う舞台ですよね(驚)!

●怪人と天使の歌声のクリスティーヌが掛け合わせで綺麗な歌声で
歌う主題歌ともいえる「Th

e Phantom of the Opera」盛り上がる場面
●「マスカレード」の歌が流れる仮面舞踏会のシーン
●船で地下室へ行く場面 これも幻想的で素敵ですよね
●大シャンデリアが落ちてくる名シーン
ラスト場面、「マスカレード」の音が鳴る猿のオルゴールが小さな音で
鳴り響き物悲しくも哀愁ただよう心がぐっとくる場面

↑上記の場面はアンドリュー・ロイド・ウェバー版の私が好きな場面デス。
アーサー・コピット&モーリー・イェストン版では全てこの場面は、
もちろんありません〜私的に残念でした(笑)

逆にアーサー・コピット&モーリー・イェストン版では
ファントムがファントム=人間として描かれています。
ファントムも分かり易く登場(そこまで隠れずに)、人を殺傷する場面、
悲しい生い立ちや正体を明らかにする苦悩の場面も多いです。

同じ「オペラ座の怪人」でも幻想的なファントムではなく
人間に近い全く別のファントムでした★

アーサー・コピット&モーリー・イェストン版は初めてだったので
観れて良かったです♪


脚本&楽曲の違いは関係なく「オペラ座の怪人」の大きな魅力は
天使の歌声のクリスティーヌの美声や歌が楽しみな
ミュージカルだと思うのですが♪
今回その部分が・・・とても残念な状態でした。。。(涙)

大沢たかおさん&篠井英介さんの演技とても素晴らしかったです。
ファントムが仮面をはがされる場面、生い立ちを振り返りシーンは
人間臭さ、悲しみと苦悩を感じ涙を誘いました(輝)

2010年11月9日火曜日

舞台「今の私をカバンにつめて」♪


青山円形劇場で戸田恵子さん主演、三谷幸喜翻訳の「今の私をカバンにつめて」という舞台を観てきました♪

青山円形劇場は舞台が真ん中にあるんです。
客席はその周りをグルっと囲むようになっています。
どの席からも舞台が良く見えるし、立体的に舞台が見えるのも
青山円形劇場のイイところですよね。

今回の舞台は戸田恵子さん演じる歌手とバックバンドの人達がライブハウスでリハーサルをしているという一つの場面でのお話。

第一線を過ぎた歌手がこれからは自分のやりたい楽曲を選曲したい。しかし、石黒賢さん演じるプロデューサーが、昔の売れていた頃の彼女のイメージのまま歌を歌わせたい。
だんだん年を取っていくごとに、売れ線の自分の昔を振り返るのではなく、新しい自分に脱皮したい。ありのままの自分を受け入れて欲しいという心情がよ〜く現れています。
そうですよね、年を重ねると若い頃のままの自分とのギャップを感じ、そのままではいたくない、いられない。ありのままの自然体の自分でいたいと望む女性達(アラサー、アラフォー世代)の心理描写が伝わりました★

楽しく、そして面白く、歌も最高に良い♪
さすが大女優・戸田恵子と思いました。
堂々と、そして華やかに、そして人間臭い彼女の演技は大好きです。

帰りに劇場を出ると、戸田さんファンの出待ちが(驚)びっくりしました。
こんなに女性ファンがいるのですね、戸田恵子さんは女性が好きな女優さん
だよな〜と改めて。

2010年8月5日木曜日

劇団四季「美女と野獣」♪


劇団四季の「美女と野獣」を観てきました♪

実は一番初めに四季の「美女と野獣」が公演されたのは15年前。
当時は赤坂の仮設舞台で公演されていました。
その時の舞台も観ましたが、可愛くて、そして心が温まる舞台に魅了されました。
でも、15年も前だったんですね。。。
時が経つのが早いです(驚)
そして今回、大井町の四季の新しい劇場で嬉しいかな、再演することになりました♪

15年も前に観た舞台でも、CDで曲を聞いていたせいか、「懐かしい」「あの場面だ」
「ここでこうなるんだよね」と思い出しながらも、ちょっと現代風になった「美女と野獣」とっても面白かったです♪

私は魔女の魔法にかけられてしまった野獣(王子)のお城にベル(美女)が迷い込んできた
後のお城での場面がとっても好きです。
お城に住む魔法にかけられた人々が魔法をかけられていても、いつか魔法が解けることを
信じて、みんな前向きに面白おかしく明るく過ごしています。
その場面がとても可愛いんです。

主人公の分かり易く入り込める設定とその演技も素晴らしかったデス

ベル:一本筋が通っているが、周りには変わり者と思われている心優しい美少女
野獣:本当は優しいのに、魔法で野獣に姿を変えられてしまったコトで
ひねくれ者になってしまった王子
ベルが野獣の心を少しづつ解きほぐし、本来の心優しい野獣に変わって行く場面は
心が和みます。

また、野獣がベルと心を寄せ合うようになり、心を打ち明けようとした
時に、ベルが父の安否を気遣い村に戻らないといけなくなってしまった時に
野獣がベルに「村に戻りなさい」と言う場面があるのですが。
ここの野獣の心の優しさに泣きそうになります。
人を愛することはその人の幸せを一番に願うコトなんですよね(涙)。

色々な場面で素直なメッセージが詰まっている舞台なので、観ていて元気になりました!


劇場で、限定「美女と野獣」チャームが販売されていて。
あまりの可愛さに買ってしまいました。
写真のデス。なんてキュートなんでしょう♪
テンション上がりますネ



劇団四季「美女と野獣」公式HP↓
http://www.shiki.gr.jp/applause/bb/index.html


2010年7月27日火曜日

宝塚・宙組公演「トラファルガー」♪



宝塚宙組公演の「トラファルガー」を観てきました♪
話はマンガ家青池保子さんの「トラファルガー」が原作です。
子供の頃にマンガを読んだような記憶が・・・

18世紀後半、イギリス海軍のネルソンを巡る恋(許されざる恋)とフランス率いるナポレオンとの戦いあり、宝塚ならではの舞台展開の早さでめまぐるしく場面が変わります。

残念だったのは、許されざる恋の展開がどっちつかずでした・・・
究極の純愛又はもっとドロドロな展開が観たかったな。。。
と思ったのは私だけでしょうか(笑)?

宝塚初心者の私的に少し成長したのは、だんだん出ている出演者の顔が
誰かというのが分かるようになってきたコトです^^
宝塚メイクだと誰が誰かというのは初心者は分からないのデス(汗)
なので、
「あの人はこないだの○○の●●役の人!」
分かってくると何だかすごく楽しい。
そういった余裕が出てくると、「あの人はこんな役も出来るんだ〜」
とか、「あの人のはまり役だな」とか、「あの後ろにいる人も気になるぞ〜」
とか舞台だけでなく、出演者にも興味もって観れるようになるんですネ。
とはいえ、まだまだ分からないコトだらけですが、
宝塚のこういった楽しみも醍醐味なんですネ

グランドショーのファンキーサンシャインは懐かしい曲をベースに根っからの、かっとんだ陽気な感じのダンスが私はとっても面白かったデス。
あのキラキラの衣装と舞台、いつもテンションが上がって、元気になるんですよネ
また今回も宝塚から元気を頂きました♪

2010年5月14日金曜日

劇団四季ミュージカル「Sound of MUSIC」♪


劇団四季のミュージカル「Sound of MUSIC」を観てきました♪

私は「Sound of MUSIC」の映画を初めて観たのは小学校の音楽の授業でした。
当時はDVDがまだ無い時代でレーザーディスクを視聴覚教室で
観たんですが(笑)
子供ながらに、心に残る歌と、可愛い子供達の演技、
元気をもらえて大好きになりました。

大人になってから、再度映画のDVDを観ても色褪せない魅力。
マリア先生のような女性が憧れの女性像だったりします♪

再演されたロンドン公演は観れなかったので、初めて「Sound of MUSIC」のミュージカルを観るのはとっても楽しみでした♪

ミュージカル素晴らしかったです。
「Sound of MUSIC」はストーリーに歴史的・政治的な背景もあり、思春期の恋心、大人の恋、親を無くした子供のせつなさや、純真さもあり、至る所に心に残るメッセージが隠されていて、本当に楽しく、そして心が温かくなるミュージカルでした。

映画の中で、私の記憶に残る
マリア先生と子供達がトラップ大佐の為に、リビングで人形劇(みたいな)
や歌を歌ってトラップ大佐の心を和ませて、マリアとトラップ大佐の心が近づいていく
場面(初めてエーデルワイスをトラップ大佐が歌う場面)と、
最後にトラップ一家がスイスへ亡命する場面のはらはらドキドキの部分はミュージカルでは
出て来なかったのは残念ですが。
その場面抜きにもちゃんと流れがあって、気持の動きや状況が表現されていて、
ミュージカルって素晴らしいなと思いました♪

中でも、最高に歌が良かったデス。
心に残る名曲ばかりですよね、再度聞きたいと思い、CD(ロンドン公演のミュージカル版)
も購入しました♪
子役の演技も素晴らしいです、微笑ましく、可愛らしさに心が温まりました。
21時以降は子供は仕事をしてはいけないので、21時以降の拍手喝采の時は
演技をしている子役達は舞台に出れないようですね。
本当に素晴らしかったと伝えたいです。

私の観たミュージカルの中で大好きなオペラ座の怪人と同じくベストワンです。
もう一度観たいですし、いつかロンドン公演の本場も観てみたいです♪

劇団四季「サウンドオブミュージック」公式サイト↓
http://shiki.gr.jp/applause/sound/

2010年4月8日木曜日

劇団四季ミュージカル「アイーダ」♪


劇団四季のミュージカル「アイーダ」を観に行ってきました♪

今回の話は初めはいきなり現代から始まります。
そしていきなり舞台の中心である古代エジプトに移ります。
この時を超えた感じも演出的に素敵です。

とある国の王女とその国をのっとろうとしている敵国の王女の婚約者との禁断の運命&恋愛の話です。王女様のお転婆でキップがいい強い女性なのも迫力があり良かったです。

話は古典の伝統的な感じで、しかも敵国同士の男女禁断の愛というロミオとジュリエットのようなちょっとベタなストーリーではありますが(笑)
今回は歌がとても素敵です◎
綺麗で迫力があるんです〜!

また、最後の締めの場面が私は好きです。

古代で一緒になれなかった二人が現代で時空を超えて・・・・

で締めくくるあたりは、せつなさと愛しさが入り交じって心がぐっときました。
想像力をかきたてる締めくくり本当に素敵でした♪

2010年3月4日木曜日

宝塚星組「ハプスブルグの宝剣」♪


宝塚星組公演の「ハプスブルグの宝剣」を見に行ってきました!

元々重たいテーマの舞台なだけに、重厚感ある演出になっていました。

お話は藤本ひとみ作「ハプスブルグの宝剣」を元に長いお話を場面場面凝縮して舞台化している為、見ていて難しい部分もありましたが、とても面白かったデス。

18世紀前半のヨーロッパを舞台に、ユダヤ人の主人公の苦悩や激動の時代の領土争いの戦争、ユダヤ人の迫害などなど。つぶさに主人公の苦悩が盛り込まれていて、見ていてその辺りがすごく描かれていた気がします。歌声もとても綺麗でした。

残念なのは恋愛場面やコミカルな場面など息抜きできるような場面がほとんど無かったコト。

舞台の後のダンスショーのBOLEROは前半の舞台が重たかったので、それを払拭するかのような面白いショーでした。
途中あまりに衣装やダンスがおかしくて、笑ってしまったぐらい楽しかったデス。
やっぱり最後は明るく終わるがイイですね♪

2010年1月28日木曜日

宝塚宙組 ミュージカル「カサブランカ」♪


宝塚宙組公演のミュージカル「カサブランカ」を観に行ってきました♪

「カサブランカ」は名作映画(ハンフリー・ボガート、イングリットバーグマン主演)を基にした舞台です。

時代は1940年ドイツ軍からの支配を逃れてアメリカへの亡命を希望する人がごった返しているカサブランカ(当時フランス領のモロッコの都市)。
革命や暴動、亡命を通して起る色々な人間模様、かつての恋人との再会などなど。
ラブストーリーとしては、何とも複雑な思いがする終わりかたなんですよね。。。
でも宝塚ならではですね、宝塚の演出で乗り切って、
最後はかなりカッコイイぞリック!と言いたくなる終わりかたでした。

舞台のリックの経営するお店の装飾もとても可愛いくて、舞台美術も好きな感じでした。
私は映画は観ていなかったのですが、とても面白かったです◎
今度映画の方もツタヤで借りてみたいと思っています♪

2010年1月25日月曜日

宝塚花組「相棒」を観て♪


先日宝塚の「相棒」を観てきました

「相棒」はテレビ朝日の人気刑事ドラマです。
私実はドラマ「相棒」大好きなんです。

そのドラマをモチーフに宝塚流に今回アレンジした舞台です。

テレビではシーズン8に突入しています。
私は「相棒」は以前寺脇康文さんが出ていた時にはまりました。今の及川光博さんになった時もたまに観ているのですが、杉下右京演じる水谷豊さんのキャラクターと演技がはまり役でストーリーも大変面白いんですよネ


今回なんと会場にテレビキャストの水谷豊さん、及川光博さんはじめ、鑑識課、刑事課の俳優さん達も観劇に来ていました!私も同じ1階だったんですが、端の端の席だったので、はっきりは見えなかったのが残念ですが(笑)こんな嬉しい偶然はありませんよね、会場も盛り上がってました。

舞台はテレビをモチーフにキャラクターをきちんと押さえていてコミカルにシリアスに本当に面白かったです。
宝塚のみなさんは古典から現代劇まで色々な役を演じないと行けないので、大変ですよネ。
ここまでキャラクターを落としこんで演技ができるなんて、本当にすごいと感激しました。
本当に楽しい舞台でリフレッシュしました